『私が録音してきたもの』
「フィールド•レコーディング」とは文字通り「フィールド」の録音である。ただそこにあるものを即物的に記録してきた訳ではない。
私が当初振動の現象的側面に着目して録音してきたが、その後は場所そのものにある何かを録音しようと試みている。それは私の意識と連動したものかもしれない。録音を聞きながら解説してみたい。
角田俊也
金村修ワークショップは、写真作品を制作したい人、写真作家をめざす人を対象にしていますが、今日ではスチール写真だけでなく、スライドショウや動画に制作の場を広げる人が多くなってきました。動画などの制作において「音」は重要な要素です。
今回、フィールド録音やインスタレーション制作で活躍されている角田俊也氏によるレクチャー『私が録音してきたもの』を開催します。
撮影と録音の相違なども含め、受講者の制作活動において刺激的な内容となるでしょう。
日時:2023年10月9日(月・祝) 16:00〜18:00
会場:The White (東京都千代田区神田猿楽町2−2−1 #202)
定員:15名(対面受講)
受講料:3000円
受講希望者は以下よりお申し込みください。
https://kanemura-workshop.stores.jp/
角田俊也プロフィール
1964年神奈川県生まれ。東京藝術大学美術学部美術研究科大学院修了。空間と意識の関わりを主題とするフィールド録音やインスタレーションの制作をおこなう。おもな展示に、「風景と声」(Sprout Curation 東京 2020年)「Trans/Real」 (Gallery αM 東京2016年) 「Soundings: A Contemporary Score」(Luke Fowler との共作 MoMA NY 2013年)、おもな録音作品に〈Landscape and Voice〉(BlackTruffle) 〈Temple Recording〉(edition.t)〈間口港の低周波〉(Hibari Music)などがある。
主催・金村修ワークショップ/Modulation 8